夕暮れのスーパーマーケット
では
いろんなものが
安く
売られていて

わたしはカゴを持ち
ぼんやりと
歩く

お金を出したら
いくらでも
買える
ものたち

ほんとはあなたのことも
お金で買えたら
いいのにな

好きだから

好きだから
そう
思っちゃう

あなたとの夕暮れや
朝や
夜を

少しずつ
買えたなら

どんなにうれしいだろう

わたしはあなたが欲しいの

ほんとうに

わたしは一生懸命
お金をためて

少しずつ
あなたを

買いたい