with
見崎 光



もし、ひとつだけ
願いが叶うとしたなら
君は何をおもう
僕は、距離を想う

埋める術さえ持ち合わせていない
淋しさばかりが募る日々


いつかと信じて眺める星に
君への愛を捧げては
冷たい風を握り返す
抱き締めることの出来ない歯がゆさを
君なら分かってくれるかな



もし、ひとつだけ
失わなければならないとして
君は何を預ける
僕は、傷を掲げる

存在しない過去など捨てること
今を生きていく、君と


出逢った頃に触れた粉雪を
君の上にも降らせたい
冷えた手を温めてあげる
近くに感じられるほどの愛を
僕らしい方法、見つけて



何もしてやれないまま
冷たい夜が過ぎていく


必ず迎えに行くからと
隣で眠る幻を抱く
僕の手で君の笑顔を守れたなら
それだけで幸せと言える



With you forever




携帯写真+詩 with Copyright 見崎 光 2007-12-11 21:50:02
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