昨日とはちがう、
哀詩
みみにかみをかけるあたしをみて
はぁとを溢れ零したあなた
そこはかとなく単純だよ
そまった紅はあたしが引き受ける
ほおをなでてあげるから、こちらにおいで
かわい い
ふたりであるいていこう
世界を敵にまわしたら
どうしよっか、なんて言ったら
おまえだけは助かるようにするよ
とさみしいせなかがあたしを誘った。
昨日まではね、
きのうまではね、
こんなにすきじゃなかったよ。
あなたがさくしであるならば
星にのぞみをかけていらっしって
そらのあたたかさに気付けば、そうね
そこはふたりのお墓かも
(たばこの火がやけになつかしい)
自由詩
昨日とはちがう、
Copyright
哀詩
2007-12-09 08:11:14