会い別れ
megie
同じ人とも
毎回違う出会いがある。
降るように舞う落ち葉が、頬を打つ。
アスファルトに、小さな渦を作ってる。
涙が湿らせて、それは終わった。
彼女は走って行ってしまった。
頬が濡れないように
ちゃんと帰れるように
また必ず会えるように。
季節がどれだけ巡っても
みんなここにいて
あなたもそこにいる。
同じ人とも
毎回違う別れがある。
再び会って別れよう
いつものように。
その時は必ず、訪れるから。
自由詩
会い別れ
Copyright
megie
2007-12-05 11:37:30