陽のひかり
megie

色づいた葉のステンドグラス。
紅茶ポットの林檎みたいな影。
窓際に置いた、観葉植物が陽を受けて輝くさまは
幸福の感情を形作ってくれる・・

たいていはそうだけど。
でもたまには、ひかりを避けるようにカーテンを閉め切る日がある。
ひかりが眩しすぎて、目をそらしたくなる時がある。
輝く人を前に、萎縮する自分がいる。
そんな瞬間は、”はったり”も効果ナシ。

陽のひかりを素直に歓べる今に、感謝を。
こんなにもたくさんの愛に囲まれていたなんて
わたし、知らなかった。
だから、ひかりが眩しかった日々にも祝福を。

それは何も、わたしが特別ではないんです。
みんな、みんなが、そういった善きものに支えられてる。
だから、辛かったらそのまま辛いと伝えて。
隠す必要なんてない。だってみんな気づいてる。
作り笑いなんてしなくていい。
みんな、いつもと違うって心配してる。
無理も我慢も頑張るもしなくていい。
素直がイチバン!!そうでしょう?

少し楽になったら、ひかりを一緒に浴びようね。
完全な人なんてどこにもいない。
だから、ひかりはどこまでもいつまでも
わたしたちを受け入れてくれるんだよ。
大切なのは、気づくこと。存在を感じること。

ひかりはいつでも、そこにきらめいて
わたしはいつでも、ここにいるから。


自由詩 陽のひかり Copyright megie 2007-11-17 14:33:07
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