午前1時
三奈

午前1時

待ち焦がれるは
君だけの着信音

部屋中に鳴り響く
君だけの着信音

気まぐれな君の事だから
「一時間も何してたの?」なんて
責められない

惚れてしまった私の負け、だ

待ち焦がれるは
君だけの着信音

鳴り響く瞬間を
待っている

気まぐれの君の事だから
「早く返事ちょうだい」なんて
言えない

惚れてしまった私の負け、だ

やがて、携帯に表示される君の名前
「遅くなってごめん」って
君から返事が返ってくる、夢を見た


すごく、幸せな夢
どうか、明日の朝、現実になっていますように


そして
今夜も
待ち焦がれるは


そして
いつも
待ち焦がれるは


自由詩 午前1時 Copyright 三奈 2007-10-31 23:29:47
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