(私の身体にある悪をすべて打ち消して)

(痛いくらいの優しさで満たした)

(そんな人間になりたいと願ってた、ずっと。)



私と彼女は正反対



感情のままに怒鳴る彼女 ....
彼女は何も欲しがらなかった

彼女は今を大切にしていた

彼女は周りを大切にしていた

彼女は「今が幸せ」と笑ってみせた



(私の理想は、いつだって貴女)



風が冷 ....
いつか、

『闇』を壊すんだ

その先にある空を

見るために
ほろり

ほろり


なきむしな
わたしは

ないてばかり


ほろり

ほろり


わたしを
ごかいさせる
ことばがある

こんな
わたしでも

ひつよ ....
もう、
回ってきてもいい頃でしょ?



「人生は±0になるようにできている」



映画にでてきて
やけに共感した、この言葉



「悪い事の後には良いことがある」

 ....
人を悪く言えるほど
私は優れた人間じゃない


女という生き物は
どうしてこう陰口が多いのか


人をけなす事で
あざ笑う事で
変な絆が生まれたりする


あぁ、嫌な絆だ、嫌 ....
私の知らないトコロで


また一つ傷が増える。



私は傷つかないまま

誰かの傷がまた増える。


それは私がつけた傷。

無意識のうちにつけた傷。

私がそれに気 ....
何の変哲もない
小さな町の
小さな踏切が

いきなりニュースに登場したから
びっくりだ

あの日
小さな町の
小さな踏切で
一つの命が消えてった

あれは、確か

16の冬 ....
ブラウン管の中に広がるのは

現実味のない現実


一秒数える間に
消える命がある


現実味のない現実



「恵まれない子供達に愛の手を」



現実味のない現実 ....
溶けてしまいそう


目の前に広がるあおに
飲み込まれてしまいそう

あぁ、あおには
果てしないものが多いね


それが羨ましくもあり


悲しくもある
19歳とハタチの間に引かれた一本のライン



昨日までが子供の私で、今日からが大人の私

そんなのおかしいんじゃない?


だって


昨日と今日じゃ、私は1ミリも変 ....
煙草って

吸ってる人より、その周りにいる人の方を

早く殺すんだって。


嗚呼、それでもいいなって思えるの。


貴方の煙草になら

殺されてもいいって

そう ....
小さい頃は、世界は狭く

繋いだこの手がすべてだった


他人へ愛情を求めていったのは

いつからだったか


全てを分かり合う事はできない

それが定め


所詮は他人 ....
生産されるのよ
何体も、何体も、何体も

「はい」しか言えない仲間が
何体も、何体も、何体も


「私は、人間として、生きたいの」


君はそういって、自分の殻を破ったね


 ....
君から逃げた
君を無視した
君から離れて
君を嫌った

そう、君は特別だった

君を想って
君を追った
やりきれなくて
隠れて泣いた



そう、私は素直じゃなかった

 ....
もがいて

苦しんで

傷つけて





希望なんてないのだろう?

この世がどんなに残酷か

知っているのだろう?


自分の無力さも

知っているのだろう? ....
全てを、そう

寂しさで塗り固めて


寂しさに囲まれて

生きていたら


いつかしか

寂しいなんて感情は

消えるのだろうか









ひ ....
たりないの

たりないのよ



ジグゾーパズルのどまんなか

ピースがひとつ

たりないの


とおい

とおい

むかしに

わすれてきてしまったかしら?
 ....
運命は、残酷

尻尾を振って
愛想よく

できるだけ
愛想よく

しとしと、しとしと
降る雨は、降り止むことを知らなくて

小さな体は冷たくなった
故郷なんて、もう忘れた

 ....
食べても

食べても

満たされないの


溢れるくらいの

優しさも

もったいくらいの

気遣いも


まだ

まだ、まだ

まだ


足りないの
 ....
造られた仮面は

私の傍に転がっていて



「さぁ、お好きなのを選びなさい」と。



私は傍にある仮面を片っ端からかき集めて
全部ちょうだい、と言って笑ってみせた


 ....
手が、震える


繋がる術を、なくしてしまった

温かい手はなくしてしまった



あぁ、手が震える



この手を握ってほくない

と、言ったら嘘になる



 ....
午前1時

待ち焦がれるは
君だけの着信音

部屋中に鳴り響く
君だけの着信音

気まぐれな君の事だから
「一時間も何してたの?」なんて
責められない

惚れてしまった私の負け ....
先生?

ちゃんと見てよ

小さなSOS

見て見ないフリしないで。


先生?


『イジメられる方も悪い』


って?


あぁ、そうだね。

私にも原因が ....
捨てないで、なんて
自己中心的な話


おいていかないで、なんて
迷惑な話


君の手に、なんて

すがりつけない
頼らない


でも、もし私が
壊れてしまったら

 ....
敵の居場所は知っている

私の中の私自身


不細工な顔でこちらをみてる


敵の居場所は知っている

私の中の私自身


敵が憎い

敵が嫌い

敵は無力


 ....
三奈(116)
タイトル カテゴリ Point 日付
優しき人自由詩4*07/12/13 17:08
Birthday自由詩1*07/12/11 0:54
崩壊携帯写真+ ...7*07/12/4 20:04
ほろり自由詩3*07/11/29 19:27
言霊自由詩4*07/11/25 16:22
謝罪自由詩3*07/11/22 0:07
マル自由詩5*07/11/19 21:46
記憶自由詩3*07/11/16 16:43
消えゆく自由詩3*07/11/15 21:00
あお携帯写真+ ...4*07/11/15 9:52
line自由詩2*07/11/13 20:55
煙草自由詩6*07/11/12 21:24
新世界自由詩5*07/11/11 17:37
「イイ子」自由詩3*07/11/10 14:22
こうかい自由詩3*07/11/9 22:15
自由詩3*07/11/8 21:00
知らなければ自由詩4*07/11/7 22:38
パズル自由詩3*07/11/6 21:34
a dog自由詩1*07/11/4 19:52
はらぺこ自由詩2*07/11/3 16:58
仮面自由詩6*07/11/2 18:17
夜にオモウコト自由詩6*07/11/1 15:27
午前1時自由詩4*07/10/31 23:29
先生?自由詩4*07/10/30 22:00
ガラクタ自由詩6*07/10/29 21:18
未来自由詩10*07/10/28 15:52

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