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プテラノドン

 紙屑に身を潜めるモルモット。君みたいだ―
種をかじるように活字にかじりついている。
消化不良で重たくなった身体は、輪の中で駆け巡らせて
(それで解消しようがしまいが)息をするのも
ままならなくなった頃に、引き剥がすことの出来ない
言葉に気づくのだろう。
 必要な言葉は何なのか?知りたければ、
放課後、校舎といわず 教室に忍び込めばいい。
机の上には、君の名前があるから。


自由詩 [:sect Copyright プテラノドン 2007-10-28 01:20:24
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