ハナハナ
木屋 亞万

マーガレットの花の綺麗さを
1ハナハナとするならば
君のかわいさは80ハナハナくらいだろうか

君は僕のことを好き嫌い好き嫌い好き
占って嫌いで終わってしまうと
40ヘナヘナで芯をくるくる
心が痛むし花も可愛そうだから
もうしない

しかしもしも
君の頭にマーガレットの花が
天使の髪飾りのごとく置かれていたら
何ハナハナになるのだろうと思う
まさか81ハナハナではあるまい
相乗効果で120ハナハナは行くだろう

さらに白いワンピースを来て
原っぱに座っていたらどうだろう
白いマーガレットの中に座って
初恋草という花があるらしいのです
私はそれを一度でいいから見てみたいのです
とかなんとか言った日には
1000ハナハナの大台に
乗ってしまうのではないだろうか

すぐさま花屋に走って
初恋草あるだけください
って叫んでしまうかもしれない
悲しいくらいに淡い息を吐きながら

結局一つだけ初恋草を買って
トボトボと萎みながら帰ってくる
君は今誰とハナハナやってるのだろう
まだ君を好きなんだなきっと
そんなことばかり考える自分に1万ヘナヘナ


自由詩 ハナハナ Copyright 木屋 亞万 2007-10-18 23:15:36
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