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kaki musi rareteiru 言葉の
はるかうしろへで



するたび、

預けられた
双つながらの、


嘔吐、
言葉を
知っているかのようにして
こっそりと






みつめられるのだ
――それはありえない、
言葉からの戸口をふさいだ

そのたび、薄らいだ
雪を
さえぎって
預けられた
双つながらの。


嘔吐
(翻って)
取り外される明日。

するたび、





どちらの 赤くの、より多くの
-そして読む。

降りしきるどちらの、
蝶結びの、

目を、雪、
そして、を。




みみずばれの空、反芻する 
目たち、
そしてを、雪を、読む、
その
設定―
感情。

上の空にも後ろにも舌をさされ、
とばされて。







感情、
あの、ふるえない真実で




揉み解されたアクロフォニーの末裔、
コロナという
舌の
ない饒舌な 
全点凍結の両の手に さえぎる

カノプス壺のなかへ 
生えつつある毛の金融点-

軌道が
けとばす
周回遅れの宇宙
開腹をする、それなのに
貴いようにされてしまって。





明日、離ればなれを。不能に、
天にされない
舌たち、

あばた、
どちらのあの燕、無を、
舌にされない、
爪にまで昇るブドウの粒だちの、内側に
掛けられた
無、

どちらの無、(ツタノハガイ、
言葉、踏み後たちの)

(カタックダンス、蛙たちに
たされた、)
あれが、拳に のめりこんで

固められた(からしのくちびる、
横で、錯星の鎧で昇る、あすヤコブが)
そして瞼を
半数を
秋のように爪を 落とす するだけだ、兄弟で
虱の時間が

ないかのように おまえの顔かのように。
ごとごと 
――そしてこするほのかな数で。






かがやく、枯らす、揚水、そしてこすらないす


降りしきる、  つながる
誰の。
反芻する―― 双つながらの。










時間の虱たちがバウムクーヘンに
かがやく、

もがけずに
して
真実を

羽より軽くなる、掻爬された、
棒きれの、心の。
意味はないだろう

覚悟を決めた自慰の蛙の。おまえを
なまえはしらない、そしてしらない、
なにも刻めない皮が、石の、真実の
菌の上で

もがけずに真実をバウムクーヘンにして






がさわわたす蟹火の


目、蟹結びの。赤くの。そして読む そして
こする、実行、字たちのため その緑の。―― 切れ、なぜならおまえは
解除、薄らいだ
どの兄弟よりも色について話すのを聞いたことがないから
それは常世をうつす――なぜならおまえは


明日を
不能に、
天にされない
舌たち、あの燕、無を、

  




ぜんぜんちがう不自由な葉からしか、その設定されない
しからしんでなつかしんで換言は――未婚の、葉にしたたましい 明日を

像にして
あんたたち、割れている、そっくりに
とっくに
緘黙の
ベルトコンベヤー上で
もう、雨の 天にされない
ぜんぜんちがう、体重など――、天にされない、



つくし色の 天にされない、ぜんぜんちがう、
ちがうだろう先に
歩けないほどに
とても、     長く、そして男根、そして長く、

垣根たち、
馬ののぐそ達、

できない(設定されない)
体重、しかない、それだけしかない未婚、設定されない
できない、
一つの殻の(おわり)、一つの世紀、
施されていた、むずかる最果の、がらんとしていた、肺は

あの一人で静かだ
跳ね飛ばされて、融点、羽をえがいた泥を
雨、が、
雨、
がー
新しい あたらしい 
あ、あめ、
ぜんぜん、ちがう、
 



雷の
コインがおちる――

椅子、もう半世紀は。



*石そして石。雪は、


鳴らされる 迅速な

   ――黒い、一回だけの、は、
  
       --緋で、
       ――あつまれあつまるまで緋で、
         あっというまにつもる、一回の、
あとひとつだけ、一回の
   、 けばだちの、ほんとうの――黒い、あとひとつだけ


、一回限りの


なるな、
声に

一回、
あと一回、
だけなるな とまるな
つまる
予めに白に味を白に
予め白塗りに 雨だけの
蛇紋岩質で、
たのしく。

やすらかな半球、あの不事由で、無を試みる




多声の雨だけだけの
しぼり切った
贅沢な雨、雨だけででかいだけの雨で贅沢で      蟋蟀たちの嫉妬する

解で
光線、

       黒い――、(、重、く、黒(い  





やすらかに、半球 不事由な 無を試みる、
              夜ごと
それは一度の中で、

こころみる、無を

照らし出される

陰毛の内なる

予め白塗りの
一回だけ。


*

一回、一回だけ


だんだらの吹きつけで いっそう雪深くなる
総が
吹きくる
生よりも先に           生に先んじて
吃る、魚籠の、おまえとともに 
節を取り去った
地球たち、に、かぎとられて
目の、
あけられた扉のなかを
白い、灰色のかたまりが  生きている、生きている     斑、の塔、

。      


その言葉を知っているかのようにして。

*かききられて。
お祈り、一回、   だけ白塗りの壁
かぎりの

傾きはつづいて、枢、――あなたたちは
慄くこともない、あな
あなたた、ち、
は慄く、あ
な、あた、
たたち
、は、

                ほりあたるもののないまま
無に試されて
むらさきいろの花となった猪、きみはこっちへかけよってくる
一つのなめし皮の瘡がはがれる 口のように おまえの手が水をかぎあてる

ほりあてるもののないまま



傾きはつづいて、枢、――あなたたちは
無に試されて
慄くこともない、あな
むらさきいろの花となった猪、きみはこっちへかけよってくる
あなたた、ち、
一つの瘡のマントがはがれる 口のように おまえの手が水をかぎ
あてる
は慄く、あ
な、あた、
たたち
、は、

ほりあてるもののないまま







未詩・独白Copyright ___ 2007-10-12 00:18:35
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