もしも
amor

もしも僕が、
盲目になってしまっても

きっと僕は
君を見つけることができるだろう。

君の優しい声を、覚えているから。


さらに僕が、
耳が聞こえなくなったとしても

きっと僕は
君を見つけることができるだろう。

君の甘いシャンプーの匂いを、覚えているから。

さらに僕が、
鼻もきかなくなったとしても

きっと僕は
君を見つけることができるだろう。

君の輪郭、サラサラな髪、体のラインを、覚えているから。


君の全てを…
    愛してる。


自由詩 もしも Copyright amor 2007-09-29 22:53:42
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