距離を保つ術 修得は難しいのか
フクロネヅミ
僕にだって不満はありますよ。
タマゴの値段高いな〜て思う時とか、
使えないからいらないって物扱い的発言を投げられた時とか
義父母のチョットした態度にだとか。
若い頃は、親父が嫌いだったし、
お袋の長〜い愚痴もあんまり好きではなかったし、
いつも同じ事をグジグジ言い続ける祖父がうっとうしかったし、
新学期、担任が嫌いで二週間学校休んだこともあった。
一昨日だってせっかく作った夕飯に味が薄いだの文句つけられて不快な思いをした。
ぶっちゃけ、ちょっと根に持つ性格だけどそれ以上の発展はない。
例え他人でも繋がりは繋がりだ。
最低限大事にはするし、関わりたくなければ、自分なりにしっかりと距離を置く。
不満を消化する努力もそれなりにする。
*
よろしくないニュースが日常的に溢れていること。
一日中、もしくはそれ以上、延々と続くのではないかってくらい。
其処から見て取れる
人間関係形成の異様なまでの未熟さ、それから自分主義な視点。
僕だって人付き合いは苦手だし、自己中になるときがちょくちょくあるけど
壊せばいいとか、なくなればいいとか
だったら上手く盗ればいいとか
そんな次元で捕らえたりはしない。
自分が生活している空間が
バーチャルでないことも、
ドールハウスでないことも、
それから、血が通っているべき場所であることも解っている。
けれど、ニュースを見てると丸でゲームみたいで
大人も、子供もドを過ぎて精神的に未熟なようで
人らしい息づかいが伝わらない。
画面越しに
ああ、またか
なんて言ってしまいそうになる自分を
少し怖いなと思ったりもする。
*
客観的な視点、自分自身や周りとの距離
信頼を置くべきX点や其れを中心にネットワークと化すY点、Z点
連絡を取り合う術なんて、ケータイが普及してから、より便利に、よりリアルタイムに出来るようになってるはずなのに
人そのものは逆行。
情けないんじゃないか。
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