キッチンペーパー、3ロールぶん使いました。

真夏の炎天下の中、そんなコトにはお構いなく、校長先生のお話は延々と続きます。校長・オン・ステージ。気力と体力を同時にエグリ取る、灼熱の悩殺ライヴ!バタバタと倒れる人続出!そんな中、朝礼台の上からつるの一声が。「今からウォータークーラーの水を飲みに行ってもOKです。タダシ10分間です。」みたいな。その一言で、一瞬にして大人気になるわけですよ、ウォータークーラーが!(機械のくせに) 冷た〜い水を求めて集まる人の群れ。平成に蘇ったオイルショック! ここで「選択支」に出合うわけです。「ここ(校庭)から見えるあのウォータークーラーに並んで水を飲むべきか、それとも、この混乱に乗じてこっそり校舎の中にあるウォータークーラーの水を飲みに行くべきか」 で、僕は迷わず「校舎の中」に向かうタイプだったんですが、現場に行くと同じようなコト考えてるバカが毎回何人かいましたね。
とゆう話じゃなくて、そんふうにわりとシビアに物事を判断できるコドモだったから、緊急時(たとえばビル火災とか)でも、きっと「自分だけ」は冷静な判断のもと、ナントカ生き残れるだろう、なんて甘い考えがドコカにあったわけですよ(てか、みんなそう思ってるっつの!)、漂流教室の主人公の少年みたいに...。
これ、完璧に思い込みだった!いや、ナントナク感づいてはいたけれど、今はっきりわかった!はっきりと自分を見失うタイプでした、ワシ!
てゆうのも、いまさっき、自作料理の『天アポカド丼』(この”天アポカド丼”についてはまた今度。てゆーか、コンビニで買ってきた天丼の上にチョコっとアポカドを乗っけただけのシロモノ...)を、思いっきりカーペットの上にブチマケテしまったんですよ。。うかっり足元のコードに躓いてフラフラ、アッちゅう間に、丼+ツナ(僕)ごと豪快に持っていかれました。。 カーペットの上で無残にくだけ散った480円の天丼。。食べる寸前にパァになってしまった天丼。。マサカこの瞬間にも「選択支」が隠されていようとは気づくいとまもなく、驚愕のあまり呆然自失、戦々恐々、大慌てで砕け散った丼を片付け、気がつけば念入りに大掃除までしてしまいました。。
で、ナントカ掃除が終わりひと安心、とゆう段になって(自分を見失ったあとで)、ようやく、「しまったッ!」と思ってしまったわけですよ。つまし、具体的にゆうと、「せっかくだから、丼を片付ける前に家に誰か呼べばヨカッタ!」てことですよ。おススメのマンガ本を友人に貸したり借りたりするのと同じ感覚で、「カーペットの上で無残に砕け散っている丼」も見て貰えばヨカッタ...てことですよ!
なんて、アトでちょっぴり後悔したりしなかったりしてる時点で、「冷静な判断」以前の問題か...。


散文(批評随筆小説等) キッチンペーパー、3ロールぶん使いました。 Copyright  2007-09-06 05:02:49
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