まず守りたいものを準備します。それはなんでも構いません。個人情報でも他人情報でも不倫の証拠でも消したい過去でも悪い成績でも仕方なく結婚した配偶者でもなんでも結構です。それをまず、柔らかい布で丁寧に包みます。この際、リボンや金色のシールを貼らないこと。プレゼントと勘違いされます。次に木箱に放り込みます。１０メートル以上離れた位置から放り込むとなお良いです。なお木箱は本体にそった作りにして下さい。近くに自殺名所の樹海がある方、ないし、祖父母から託されてる霊木がある方は、それを木材として使用して下さい。次にそれを鉄で出来た檻に入れます。次に発泡スチロールの箱に入れます。次にマトリョーシカの中に入れます。ここでは、入れるというニュアンスより封じる感覚でお願いします。間には火薬を詰めて下さい。投げると爆発するからです。ピロシキは、あっても結構ですが、無くてもそんなに落ち込むことはありません。次にマトリョーシカを亀甲縛りにします。初心者の方は大人の方の監修のもとに行って下さい。あるいは著者への電話相談も受け付けております（火・金）。次にマトリョーシカですが、女性の顔面を想定しております。マトリョーシカを使って、まぐろのおんなを表現してみて下さい。ロジア人には内密にすること。抵抗するようならひきわり納豆を投げつけることも、時折必要になるかもしれません。次に土台を固めます。マトリョーシカを地面に固定させてから、生コンで強力に接着します。時々何者かの視線を感じることがあると思いますが、無視して下さい。次に四カ所（図１参照のこと）に地雷を埋めます。Ａの部分は特に強力なものを紛争地域から手に入れることをお勧めしますが、無い場合はバナナの皮、あるいは、秘密を暴露しようと息巻く輩がクリスチャンである場合はキリストの絵でも問題ありません。ここから仕上げに入ります。まず、周囲に鉄条網を引きます。指をけがするので軍手を使って下さい。間違ってもフィンガーレスのものは使用しないで下さい。オタクです。なお「危険、立ち入り禁止」と書いた立て看板を設置するのも一つの手段ではありますが、あなたの敵は自国民だけでないことを自覚して下さい。共産党のポスターを貼っておくと言語を問わず効果的かもしれません。次に堀を設置します。堀には大量の水が必要になりますね。＊＊ポイント！＊＊周りに設置するものは、太平洋でも間に合います。それにも関わらず手狭な堀を展開したい場合は、ピラニアを放すか忍者を野放しにすればいいと思いますが、どちらか一つにして下さい。最後になりますが、手近な独裁国家に出向いて、核爆弾のスイッチを押して下さい。あまり力むと壊れるので、落ち着いて、慎重に押します。そして秘密を隠した容器が爆発の圧力によってマントルまで到達したら、完了です。あとは地球が滅亡する予言をして、その時を待ちます。なお、みだりに予言書の出版などをすると、印税が入って生活が豊かになる恐れがあります。