逢月 AITSUKI
度会沙生

逢いたくて ただ待ち続ける
七夜ななよの月 もうすぐアナタに逢える

たった一夜一夜ひとよのため 幾夜を越えて
想い続ける 月と共に
月が欠けても 月が満ちても
アナタへの想いは変わらない
永遠と不変 信じている

逢いたくて ただ待ち続けた
七夜のそら やっとアナタに逢える

たった一夜でも 幾夜のように
見つめ続ける 星と共に
星は流れて 願いを叶える
ワタシの儚い夢叶えて
時よ止まれ いつまでも

溢れる祈り 光となって
ミルキーウェイ 流れていく

逢いたくて ただ待ち続けた
八日の朝 もうアナタはいない

たった一夜だった 瞬く間に
逢えた奇蹟は 朝陽と共に
夢となって 目覚めを与える
それでもあの夜の夢は
夢でないと 信じている

逢いたいから ただ待ち続けよう
七夜の月 きっとアナタに逢える

今日もあの空に 想いを馳せて


自由詩 逢月 AITSUKI Copyright 度会沙生 2007-08-29 23:56:56
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