文京
AB(なかほど)
いつの日かの憧れであった
本郷で道に迷った
しめしめと にたり顔で
坂道
のぼるとお稲荷さん
帰りたい
帰れない
僕の場所でない場所に
帰りたい
もう帰れない
気がつくと
宿にたどりついてしまった
月の夜
故意に忘れ物をしていこう
と決めた夜
月の夜
帰る
未詩・独白
文京
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AB(なかほど)
2004-05-27 15:01:58
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