詩の学校 お題:「祇園祭」
北大路京介
先生:ぐっもーにん えぶりわん
生徒:ぐっもーにん ミス・きたおおじ
先生:はわゆー?
生徒:あいむふぁいん、せんきゅー。あんどゆー?
先生:あいむふぁいん、せんきゅー。 じゃぁ、授業始めましょうか。
生徒:せんせー!
どうして詩の授業なのに 英語の授業みたいな挨拶するんですか?
先生:先生、ホントはね。 英語教師になりたかったからよ!
生徒:いぇっさー
先生:じゃぁ、今日の御題は『祇園祭』。『祇園祭』で詩を作ってもらいます。スタート!
生徒:ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ギュリュリュリュリュリュリュュュュュゥゥゥゥゥ
先生:まさか 祇園祭だけに 擬音で ってことないでしょうね?
生徒:えぇっと、、、 その「まさか」ですが
先生:そんなのはねぇ。最近の小学生でも作るわよ!
もっと こう ユニークなのを
生徒:は、はぁ
先生:たとえばさぁ「 山鉾が宇宙に飛んで スペース コンチキチン 」みたいなの
生徒:せんせー、詩って、なんですかね?
先生:詩っていうのはね。
読んで字のごとく「言うに寺」って書くの
生徒:寺? どういう意味なんですか?
先生:それを上手く説明できるようになったら 一流の詩人ってことじゃないかしら
生徒:せんせーは、説明できるんですか?
先生:がんばろうね! 私も あなたも!
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