「 三色 」 真空パックでお届け!
狩心

俺の右腕とお前の左腕を縫い付けて
血と血が混ざり合う
鬩ぎ合う A型とB型の血液が
渡し合う 今までの記憶とこれからの予言を
AB型! だったんですね。景色が滲むように重なって
波と波が当たり合う 生まれた気泡が相談を始める
うそ、ほんと、うそ、ほんと、うそ。うそでしょ!?
枝と枝が絡み合う 傷付け合った背面教師の仮面
許し合う シャリ手のスール

俺が爪を切ると
小鳥の声が重なる
赤レンガの上に座る若造が
i−podとcoffeeを片手に
「こっちです。」
盲導犬と一つに成れない中年の女性が一人ぽつんと引き摺られてズッコケタ
「大丈夫ですか!」
手を取り合った二人。見つめ合う二人。その間にボク。突っ立って爪を切る
二人を逆撫でするように 髪を逆立てて!
シャリ手のスール レンガの足跡に 姿!見えてズッコケタ俺
チュンチュン!

カニの味噌汁が飲みたい・・・

途切れるメロディと
途切れないメモリー
澄み渡る何かを
染み渡るように



別れ、または別々の道へ、または死、残る何か。はくしょん。
大魔王。こんにちは。赤ちゃん。歯出しのままで飛び出して。

カニの味噌汁が飲みたい・・・只それだけの為に
俺は北海道へ ホッカイロを買いに行く。なんか文句あるか!
神経衰弱を路上で始める おもて うら おもて うらおもて。うら。
俺には俺の事情ってもんがあるんだ。
なぜここで俺がトランプをめくるのか、
行く、行かない、行く、行かない、行く、
いい案がある。俺の顔面を赤白青のトリコロールで塗り固めて
あなたのもとへ 真空パックでお届け

いつでも終わる事ができた
だがしかし 今終わる必要はない
答えよりも対話を
終わりよりも続きを
シャリ手のスール

途切れるメロディと
途切れないメモリー
澄み渡る何かを
染み渡るように

そうだろ、くぁー、チュンチュン、くぁー、チュンチュン
カラスとスズメのバトル ポケモンゲットだぜー!“ワーイ@docomo.ne.jp
そーしん


自由詩 「 三色 」 真空パックでお届け! Copyright 狩心 2007-07-28 00:14:26
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