悲しみを拝見してる物
こめ

あれ??いまここで悲しみが生まれたような

気がしてきましたけど

ここには貴方しかいないのですね

では貴方がその悲しみの持ち主ですね??

まだ泣き続けますか

泣く雫の多さはその分の悲しみを知ることができますが

その分悲しみを味わうことになりますね

ところで貴方はいつまで泣いているんですか??

いつまでこの町はずれの街灯の下で泣いているのですか??

僕は何もできることはありません

ただ悲しみを見ることしかできない物ですから

でもこれだけは知っていてくださいね

青空を見上げれば青く夜空を見上げれば

星は輝くそれと同じくらいの感覚で

貴方達は悲しみを楽しみ光闇裏切り挫折

苦しみ喜び空しさそのた多数を

毎日築く日々の中で見つけては感じているんですよ

だから泣くのを止めてそろそろ歩み出して見ては??

ぼくに言えることは冷たく人間の言えるほど

暖かい物じゃないけどさ

けどこれだけは言えるな

世界の中心は貴方

人ソレゾレの中心はその人でしかない

だから悲しみで今ここで止まることのない涙を

増やすよりより前より遠くまで行くことの方が

僕には幾分ましに見えますが??

まあそれも人それぞれここでずっと泣いてるのもよし

勇気をもって歩み出すのもよし

そして素直に毎日を生きて一回きりの人生を

楽しむのもよし

そんな感じなんですよ人間っていう物は

じゃあ僕はここでお別れです

ほらまたそこで涙が落ちました

僕は生きていても死んでいても変わらないですから

こんなコトしかできないんですよ

じゃあもう僕らが出会わず貴方がもう悲しみを知ることがないように

日々願いながら今日はここまでサヨナラです

ではまた会うことのないコトを願って


自由詩 悲しみを拝見してる物 Copyright こめ 2007-07-25 22:24:47
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