シュガー
唐草フウ

あい で空中はべたべたしている
ことのロウディングは、火の車なのか
潜って息をする世界のなかに
金を食べる魚、うまれたときから
何がそこから見えるの
尾を振らして遊泳 
砂糖菓子は水に溶ければ

あめ は無意識すぎて悔しいほど
いがのように障れない
もう少し動かないでほしかったのに
わたしわたぼうしひゅるゆかさこそ

へやを暗くして目を開ける
かすかに見えてくるのは
季節のようで
一日のくすみのようで
ボディだけが洗い流されるだけ

んん、
流れてるのは何
なみだ)−あめ)−あい)−ち)−かわ)から、うみへ
ヘルプなんぞ存在なく
それはいつのときも見届けるにしかすぎないで

くもった水晶体を
その、たい液で洗わせて
鮮明に見えなくたって いい
のこりは甘いような あいの
はびこるひ・みつだらけ


自由詩 シュガー Copyright 唐草フウ 2007-07-11 06:37:52
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