挫折経由 幸福行 最終列車
虹村 凌

遅れてやってきた七夕鉄道
そいつの名前はスリーセヴン
奇妙なハイウェイの上
転がり続ける車輪の下
硬く錆びたレェル
鈍く光り悲鳴を上げるが
砂利や車輪との繋がりを諦めずに
時折
冷房から滴る水をかぶり
笑う


自由詩 挫折経由 幸福行 最終列車 Copyright 虹村 凌 2007-07-09 00:13:45
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