詩語
美砂
内奥の
もっともやわらかな
湿地から
あわわれいずる
日の目をみるがために
新しい日よ
ブラヴォー
夜をこえた
植物たちと同じように
飢餓のまま
烈しく光に吸い寄せられて
わたしは
だれよりも早く
窓をあける
自由詩
詩語
Copyright
美砂
2007-06-25 22:03:47