いきるということ。青春放浪。
すぬかんながぐつ。 

井上靖氏の作品に似たような題の作品があるがわたしは何か今までを振り返って生きるということ 青春放浪と書きたくなった。誠実な書き手とは佐々さんや現代詩フォーラムの詩人さんがいっておられるように一事実を正確に書く。(なるべく)。二なるたけ適正な表現を使う。三読み手を裏切らない。とわたしは思ったがなぜそうなのだろうなどと考えているうちに書くことは事実を伝えることによって何かを事実だけでなく必要な何かを届けるものでもあるから余計な過剰な表現や余計な物は要らないのだった。あともう一つ気付いたのは書き手は読み手を裏切らないのではなくて自分を裏切らないのが誠実な書き手ということだった。関係はいつだって自分と相手のものだから自分を大切にすることが相手を大切にするという訳だ。それでも生きるということは一癖も二癖も問題があってそう簡単にはいかない。それでも何かを蹴り上げながらもがんばるしかないのだと書いてわたしはなにを蹴り上げたのだろうと思った。きっと蹴り上げられた方はいたかったにちがいない。人生はいつだって今を生きるしかないのかもしれないが今を換えれば過去も変わるのかもしれない。生きるということはたいへんなことでもある。でもだからたぶん生きているのだし倖せなのだ。   


散文(批評随筆小説等) いきるということ。青春放浪。 Copyright すぬかんながぐつ。  2007-06-24 23:24:54
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