続 「愛」というもの
逢坂桜
ふたたび、「愛」というものをかんがえた
それは、綺麗で、尊く、輝いているもの
ひとをあたたかくつつみこむ
「愛」は、ただそこに有り続ける、ひかり
「愛」
やはり、わたしの気持ちからは、遠くおもった
このおもい故の、よろこびといたみ
・・・やはり「愛」とは違うもの
ただ
「愛」とは言えないけれど
「愛」という、漢字を使うようになった
「愛しい」「愛おしい」と、言うようになった
どこが違っている、とは、明確に言えない
ただ
あなたを愛しく思う
「すき」と「だいすき」だった気持ちに
「愛しい」が、ふえた
しあわせです、あなた
「愛」というもの
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染めしおもいで