歓喜と悲哀に
秋桜


喜びを悲哀に吸われ
その中で戸惑う心と変わらぬ顔


「おめでとう」
言葉が重くのしかかる
笑顔で返せぬ弱った我が身


無理をして笑顔を浮かべ悔しがる
風呂場で流す涙と疲れ


明日には笑えるように
今日だけは悲嘆に暮れて眠りにおちる




短歌 歓喜と悲哀に Copyright 秋桜 2007-06-17 20:10:55
notebook Home 戻る  過去 未来