おちばのきもち
唐草フウ

はっぱがね 雨でぴてぴて おちてきて
どうろに ぺたり
はりついた

きをつけの しせいで伏せる はっぱたち
もう帰れん もう
親の木に

風吹いて とばされてても
おぼえてる おぼえているよ
うまれたこと

よるがきて
こわくてくらい こどもたち
ほんとはこわい まちあかり
くしゃっとはっぱを ふみ走る
それでいいよと
おもってる
ちゃんとおうちに とうさんかあさんが
君らをまってる




自由詩 おちばのきもち Copyright 唐草フウ 2007-06-15 19:47:54
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