はじめのだいいっぽ
詠乃
踏み出す、さいしょの瞬間がなによりむずかしいもの。
迷って悩んで、スタート地点までをぐるぐると巡回する。
いまだ進めないでいるのは、何かが不足しているから。
先ずは、地面を蹴ってダッシュできるパワーが足りない。
走り始めたとして、ゴールがあるのかどうかわからない。
途中で転んで怪我もするだろう、倒れて終わる事もある。
けれど、一歩が二歩につながるのなら、はじめればいい。
自由詩
はじめのだいいっぽ
Copyright
詠乃
2007-06-14 11:28:31