そろもん(鳥瞰の話)
みつべえ

おちてゆくとき 全景がみえた
滅びのあとも 日々のいとなみはつづき
死んでいるとも知らずに 人々が暮らす街の
道だけが いのちあるもののように
地平線へ向かって のびていた


自由詩 そろもん(鳥瞰の話) Copyright みつべえ 2007-06-06 21:23:30
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