眩しい光りのなかで微笑めればいい
山崎 風雅

 慌しい時代に過ぎ去る季節の中で
 僕達は様々なものを見
 僕達は様々な経験をする
 今日も明日も

 乱れる心と降り落ちる絶望
 引きずりながら前に進む
 振り向くとそこに歩んできた道がある
 この星に生まれてきた理由

 青白き顔で澄んだ夜空を仰ぎ見て
 まだ残されている希望の手帳に刻みこんでいく
 限りなく続く選択肢の迷路
 一人きりで明日へ漕ぎ出す

 月日は時に残酷に僕達を試す
 与えられた試練をこなしていく
 自分を超えたところに咲く花は
 芳しき香りで僕達を包む

 夜明け前には絶対闇がある
 そのステージにひるむことなかれ
 絆を信じて飛び立とうじゃないか
 朝日が頬を照らすから

 
 眩しい光りのなかで微笑めればいい





自由詩 眩しい光りのなかで微笑めればいい Copyright 山崎 風雅 2007-05-15 01:43:55
notebook Home 戻る  過去 未来