曇った空の中で
ぽえむ君

曇った空の中で
光を探したけれど
どこにも見当たらず
心の中までもが
曇り始める
花も下を向き
自分もどこなくうなだれる
アスファルトの道が重い
自分が重いのかもしれない
進む道は常に明るいわけではない
上に向かうよりも
重力に向かっているようだ
道はまだまだ続く
地球の中心を踏みながら
この道を歩いてゆく


自由詩 曇った空の中で Copyright ぽえむ君 2007-05-13 07:22:05
notebook Home 戻る