先刻、下記のような戯れ詩「ゴム人間」を書いた。
自由詩にアップロード後、再読したところ、なにか居心地が悪く、自分のものでないような感覚があるので、その理由を考えた。
はらだまさる氏の近作、ゴム
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=118052
を読んだ感覚が生み出したような気がする。何処まできちんと読み込んでいるか、
自信がないので、感蝕に過ぎないのですが、どこやら似ているような気もするので、
削除しましたが、自戒を込めてご参考までに。
一瞬ですが、自由詩として公開したので全容を下記に曝します。
記
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ゴム人間
あおば 2007/05/11
世界が伸びる
世界が変わる
ほーいほい
大変身
大革命
20号のキャンバスに
黄色い生ゴム貼り付けて
バンと打つ
バン バン
平凡な音に目を覚まされた怒りが
烈火の如く燃えさかり
脱兎の如く走り出し
街中の門をぶち壊す
たかがゴムと侮って
単調な怒りを買って
バンと打たれた
平凡な街角の誇り
伝統を伝える
偏角の真鍮の擬宝珠が
古色を失っている
大通りを疾駆してくる
ハイカラロコモーションが
スローモーションで投げる
スライダーを取り損ねて
盗塁されて
ゴム人間に笑われて
古色を失って
ほーいほい
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以上