つきやま。
狠志

小学生の頃。

遊んでいた、つきやま。

1日中でも、遊んで居たかった。

広くて、高くて。

裏側はちょっと怖くて。

つきやま。

この頃、見る機会がありました。

こんなに、小さかったのですね。

こんなに、狭かったのですね。

つきやま。

今は、入ることが出来なくなっていました。

四方を網で囲まれて。

誰も入ることが出来ない、つきやまで。

「心」と書かれた石が、淋しげでした。

あの頃は、小さかったのですね。

ただ、今より、綺麗だったのでしょうか。

もう、わかりません。


自由詩 つきやま。 Copyright 狠志 2007-03-17 18:53:16
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