まずはじめにおことわりですが、特定の人を責めたいわけでは決してありません。

土星の輪ゴムを手首にし君の買う葱特売の嘘嘘嘘（私　作）

土星の輪ゴムを手首にし君の買う嘘特売の葱葱葱（Ｐさん　作）

これは２年ほど前にながしそうめんスレッドに出した短歌ですが、Ｐさんのはインスパイアなのだそうです。
ながしそうめんスレッドは私の中では練習で書いたものを流す場所で、きちんとした哲学があって悩みに悩んで書いたわけではないのですが、やっぱり位置を変えられて、それを見せられるのはあまり気分がよくない・・・

私は自分が書いた方が好きだけど、どっちがいいか悪いかはよく分からない。
でも、もしこっちの方が悪いよと言われても、自分の中では直せない。
こっちの男の方が悪いと言われてもそうですかと好きな人を変えられない。
その好きな人の胴体と足をすげかえて欲しくない。

だけど、自分のを認めてくれた上で、アレンジしてくれたということはいいことなんだと思うようにして、納得できないのは自分が被害妄想入ってるせいだと思って、フォローして下さった方もいて、Ｐさんも短歌で「あなたから受けるベクトル（　ゆでたまご　）わたしの中で数式にする」という返事をくれて、（　ゆでたまご　）と言われるのは悪い気分じゃないし、その時は逆に真似をさせてもらう形の返事を書いて終わらせたけど、２年たった今もやっぱりこれに関してだけは嫌だと感じる。
何故なんだろう・・・
（べ、別に、Ｐさんの方にポイント入ってるから嫌ってわけじゃないよ。私はポイントは好みとか傾向と思っているし、自分という読者が好きならポイント０でもいいんだと思っているから）
同じように出された、「嘘という彼らの葱は君の買う土星の輪ゴムにそっくり手首」
は特に嫌だとは思わないのは何故なんだろう。

まあとにかく、
あれについてだけは、何だか嫌だと思った。でも私は「嫌」というのに慣れていない。家では「嫌」ということは許されていなかった。その癖が、今も抜けきっていない。
「嫌」って言ったら、相手がむっとするだろうな、怒り出すだろうな、とか、「嫌」っていう自分は人にどう見られちゃうのかな、とか。この「嫌」っていう気持ちは本当に嫌なのか、被害妄想が入ってるのか甘えなのか分かんないとか。
（家では、「嫌と思うのは気のせいだ、甘えだ」と言われていた・・・）
ほんとうに嫌なのに、「嫌」って言えなくて、後で困ったことは山ほどあるのに。

普通に「嫌です」って言えばよかった。

そういうわけで、「あれ１つに関してだけは、嫌です」と言っておこう。

だからと言って、言論は自由ですので、Ｐさんに何を求めるわけでもありません。むしろ、勝手に引用してしまいごめんなさい。

（一応これ、自分に対する批評）