AKiHiCo

私にキミが敵うはずがない
いくら重たい鉛の鎖で縛ったって
こんなの飾りにさえならない
金属で心まで内側まで縛れるとでも、
小さな窓から差し込む陽射しさえ在れば
私はこんな屈辱など何でもない

食事に毒薬を混ぜた事はすぐに判る
匂いが微かにつんとくる刺激臭
これを食べさせてどうしたい、
どんな姿にさせたとしても
私の心までは奪えない殺せない

血を流す身体は器にしかならないから
何度でも殴り倒せばいい
蹴り倒して満足するまで縛り付けて
その後で私の顔を見るがいい
どっちが、

小さな窓が私の



自由詩Copyright AKiHiCo 2007-02-25 00:16:21
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