横溢過程
A道化



鳴きちる鳥の満ちる朝に形が満ち
形を得た形たちを再び濁らせゆくのは
千切れけぶる花の煙


それは なれの果てではなく
気が遠くなるほど緩やかな横溢
浮かされ翻弄されているのは
ああ むしろ 風



2004.4.15.


自由詩 横溢過程 Copyright A道化 2004-04-15 12:58:06
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