窓からみる
AB(なかほど)
向こうのひと
と思っていた
向こうの世界だと
思っていた
よくわからないまま
手を振った
まだ会ってもいないのに
さよなら
って
銀河鉄道の話を聞きながら
僕は窓の外の天の川を
思い浮かべていた
君はそんな僕を
とても遠いとこから
探し出してくれた
それからやさしく
解けていった
窓はない
最初からなかった
そう思ってごらん
fromAB
自由詩
窓からみる
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AB(なかほど)
2007-01-20 00:34:10
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