窓の習慣/後期
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 洗貝新 

窓の隙間からひそかに窓が入る~
という混乱を招く冒頭からの作りですね。
タイトルは『窓の習慣』とおかれてある。
シュールリアリズムの画家でもあるルネマグリットはだまし絵の画家だと言われます。
その意図的に隠されるデイペイズマンの手法によって、
動的で知覚的な不安感を与える印象を、
鑑賞者には哲学的に内包されて投げかけてきます。
彼によれば絵は題名の説明でもないし、絵は題名は図解でもない。
題名と絵のつながりは詩的なものである。
と説明しています。
この作品も~見つめる~と書かれていますが、実は何も見えてはいない。
窓の隙間から窓が入る~ぼくが何処に居て何を見つめているのかさえもわからない。
窓の隙間の向こうには同じような窓があり、これが世界を混在するかのように永遠と流れていく映像。
この作品は記憶を操作して日常の中にある非日常を思い浮かべている様子で、
実は隠された非日常と日常を語る目の前にある僕との現実は、
記憶と空想の中で周り吸いこまれ続けているのです。
ブラックホール(ボックス)に吸いこまれていくように。
絵柄を言葉に置き換えれば素晴らしくあたまを悩ませるが、
実は脳の中では常に繰り返されている。という。
秀逸な作品ですね。






---2026/02/27 00:03追記---

Home
コメント更新ログ