怒りと愛/杉原詠二(黒髪)
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 室町 礼 
自殺者の勝手さに怒りを覚えた

これはケーズbyケースですね。
失業や失恋の哀しみに耐えきれず選ぶ人もいるし、
三島由紀夫や西部邁のように弟子に手伝わせて
自死した人もいる。後者をわたしは容認しません。


 
作者より:
室町 礼さん、中学生の頃、僕の友達のお兄さんで、少し歳上の人で、自殺と確定は出来ませんが、直観でわかったんですよ。病気でもなかったと思うので、余計に自然とそう思ったんです。その人にたいしてというより、状況全般に漠然とした怒りを感じました。人間の身体は、自殺が可能な風に構成されていますね。今から思うと、その人も若気の至りだったのかなと思うのですが、他に選びようがなかったのかと、思うんですよ。尾崎豊とかにも、似たような気持ちを感じます。人間の感情は複雑なものなので、わたしとしては、友達に対して、その不条理さを示すことで、その友達に、なあなあにしていてはいけないぞ、悲しみに暮れてばかりいては、自分も二の舞だぞ、と忠告したつもりだったようです。

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