終わり続ける夏の日/
ホロウ・シカエルボク
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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wc
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洗貝新
よく知らない市内の繁華街に向かって車でドライブしたんだ。
人通りの多い街中に入るのが嫌だったので、
少し離れた道路脇に駐車して、連れの彼女を遠くまで歩かせてしまったよ。
それでも、彼女もよく知らない街だったので文句ひとつ言わなかった。
何処へ何をしに行ったのかもはっきり覚えてないけどね、
二人とも、汗流しながら駐車してある場所まで帰ってきたら、
車のライトつけっぱなしでバッテリーあげてたんだ。
あの当時たぶん近くにはガソリンスタンドもなかったんだろう。
あちこち彷徨いて困り果ててるときにさ、
ヤンキー風の兄ちゃん二人連れが改造車で声かけてくれたんだ。
彼女美人だからちょっと心配になったけど、
親切にバッテリーつないでくれてね。
御礼に少しお金を渡したかもしれない。
~気をつけて~もう辺りはすっかり宵闇さ。
手を上げて去っていったよ。
景色も兄ちゃんたちも彼女の顔さえよく覚えてはいないけれど、
あの場面だけはアタマに残ってる。
いま思い出しても気恥ずかしくて、切なくなるね。
男の子にはあるんだよ。
こんな思い出がね。
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りつ
だから、それほど愛するひとを手離しちゃダメ!何回だってやり直せばいい。
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そらの珊瑚
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ジム・プリマス
美しい女性がハスキーな低い声を出した時みたいな、独特の感慨を強く感じました。こんな詩も書くのですね。
作者より:
〇wcさん、ありがとう。
〇洗貝新さん
そういうことの方が
あとあとなんか
素敵な思い出に感じたりとかも
するんですよね。
昔は車に凝ってたやつらは
妙に優しかったりしましたね。
美人の彼女とは
その後どうなったんですかね?
〇りつさん
だから、フィクションだって、これは。
〇そらの珊瑚さん、ありがとう。
〇ジム・プリマスさん
それはつまりホリー・コールってことですかね?(笑)
僕はノッたら
わりと何でも書く人なんです。
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