蜻蛉/wc
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 唐草フウ 
- 洗貝新 

人々は水不足を心配している
米が足りないからと、
新米の稲刈りをまっている
突然の暴風雨に期待は裏切られ
稲穂が黄土の底に沈むとき
茶の間からわらべ唄が聞こえてくる
赤蜻蛉が風に散った朝。


---2025/08/23 05:36追記---
- atsuchan69 
- りつ 
- 田中宏輔 
- 本田憲嵩 
- 花野誉 
- TwoRivers 
- そらの珊瑚 
夏のおわりを予感させるような息づかいを感じました。
- ryinx 
- 山人 
- 月乃 猫 
-  
- 梅昆布茶2 
- 夏井椋也 
 
作者より:
洗貝新 様

田んぼのひびは
田んぼのひびに
ひびわれれば肩を落とし
豪雨がくれば肩を落とし
かかしのいらない田んぼです

ありがとうございました。

---2025/08/23 10:49追記---

そらの珊瑚 様

夏の終わりみたいなものは
ずっと書いてみたくて
便箋だったり、ひぐらしだったり
そこに息遣いがあったら
汗をかいたラムネ瓶は
泣き出してしまう

なんちゃってとお目汚しを




---2025/08/25 23:11追記---

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