秋、しずかさにほひ/ひだかたけし
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ryinx 
- リリー 
- 田中教平/Kou 
- ヒロセマコト 
- 朧月夜 
急に寒くなりましたが、東京はどうなのでしょうか。と……堀辰雄でも書きそうな、巧妙に話題をずらした感想を書こうと思ってしまう、そういう孤独(本質的な)の表れ、というのか、……良くも悪くも伝統的な詩なのだろうな、という感じがして。10年後の論者はわたしのこういう感想を目にしたら、笑うだろうか、それとも是と言うだろうか。語彙も言葉の連結も新しくはないですけれど、古いとも思えず。「良い詩だな、でも……」と感じる自分に戸惑ってしまうところはあります。とくに「彼岸花」……Facebookのアマチュア俳人たちがよく使うのですよね。あとよく使われるのが「吾亦紅」と「百日紅」。三文字がお洒落だとでも思っているのか、なかなか読めないという言葉を使っただけで気分が良くなるのか、「吾亦紅」とか「百日紅」とかの文字を見ると、わたしは逆にいらっと来てしまうのが普通なのですが。なんでしょう、この詩のなかの「ヒガンバナ」は純粋に悲しいですね。著名な詩人たちがこうした詩を見て何を思うのだろうか、何と言うのだろうか、とそんなことが気になりました。「時の破壊」の表現にスクラップ&ビルドとかを見るんだろうか。でも、この詩人は詩を書く以前から破壊し尽されているよな、といくつかの詩を読めば思うと思うのですが……。書いているうちに壊れていく、そんな時代じゃない、とそんなことが頭に浮かぶ──
- 田中宏輔 
- atsuchan69 
- 陽向(2躯-30~35) 
- りゅうさん 
-  
 
作者より:
おぼろんさん、

〉「時の破壊」の表現にスクラップ&ビルドとかを見るんだろうか。でも、この詩人は詩を書く以前から破壊し尽されているよな、といくつかの詩を読めば思うと思うのですが……。書いているうちに壊れていく、そんな時代じゃない、とそんなことが頭に浮かぶ──

あはは、正に破壊し尽くされた廃墟から僕は詩表現して居ますね。
でも、今の現フォは、
書いて破壊されつつ何ものかへと変化回復していく、
そんな場でもあって良いんじゃないかなとも。

ありがとうございます♪


keikoさん、

あゝ確かに映像的ですよね、何しろ外出途中にふと想い付いた一文から始まってますので…

また、切なさを感じ取って頂き良かったです。

ありがとうございます♪

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