作者より:
まあ、意味は読んだ人が適当に考えたらそれで良いです。
ただし火星の空だけはすごい調べて書いたので
元ネタを明かしておきます。
「火星の空はむらさき」というフレーズは
手塚治虫の『キャプテンken』に出るものです。
そのころのSF世界ではたとえばブラッドベリの火星では
空が紫だったり夕焼けが緑だったりしました。
火星の空が確定的に赤系統になったのは
バイキング以降ですが、それ以前もわりと
赤っぽく描写されていました。
火星の空は砂嵐が穏やかならピンク、激しければオレンジ、
そして火星の夕空は青、
というのが現在の科学が主張するところです。
こんな短いのを書くときも実は調べるのよ私。