立春 二篇/岡部淳太郎
 
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- レタス 
- 松岡宮 
- アラガイs 

立春を迎えれば卒業式を仰ぎみる。そして若者たちは新たな地を求めて巣立っていくわけですが、しかしその温々とした気分でいられるのも束の間でしょう。成長して大きな社会に繰り出せば、対人という関係にも疲れ果て気分は梅雨のように晴れやかでもなくなる。二連~春は落ちる、ということはないか~ここからの逆説的な捉え方が、小鳥たちの鳴く警鐘のようにこの立春という詩を意味広く響き渡らせていますね。


- こしごえ 
- atsuchan69 
- soft_machine 
- wc 
- 本田憲嵩 
- まーつん 
 
作者より:
今秋Amazonのプリントオンデマンドで刊行予定の連作詩集『自由落下』から漏れた二篇を独立させた。

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