IMNOTHERE/由比良 倖
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- アラガイs 

はじめに縦書きで投稿され、いま横向きの展開で読ませてもらいました。
不思議ですね。確かに横書きだとこの空間の多い展開も読みやすい。縦書きだと読みにくい感じはしました、が幻覚(幻想)的な世界観には引き込まれました。タイトルの意味からしてどうなんでしょうね。まあ、これは作者にお任せするとして、なかなかこちらでは小目にもかかれない力のこもった作品としての詩を読ませてもらいました。
私はここにいない。でしょうか。舞台設定を拵えた場所から一人称で語る話者の声が届いてきます。届いてくる、というよりも響いてくる、かな。何処から?これがタイトルの理由でもある。終わりのほうで新たな人称で声が届いてきますね。(あなた)月をピン留めにしてはならない~ この声は何処から~
何処からでしょうね。私はここにはいません。不在のわたし。
渇望願望希望。夢。儚くて、叶わなかった夢を残したままのわたしは、それは遠い過去から未来へと、不在のわたしに対して誰かが呼びかけているのです。もう形作る像としてのわたしはここにはいないのだからと。ああ、僕がピュア女の子ならばきっと泣けてくるかも?と、
、思いきや流れてくる音楽は、チャーリーパーカー?趣味もよろしいようで。ということで、けっして女の子ではないお歳なのでしょうが、上質にお若くて力強い作品を読ませていただきました。


---2023/03/26 02:30追記---
 
作者より:
>アラガイsさん


ありがとうございます。本当に嬉しいです。

返信がとても遅くなりました。
最近はパソコンを立ち上げるのが億劫になっています。

僕は30代後半の男で、社会的な、漠然とした不安に囚われてばかりです。
僕は年甲斐もなく感傷に浸っていたいだけなのかもしれません。
もうどうしようもないのではないかと、暗い気持ちになってばかりです。

アラガイさんに、お誉めの言葉を頂けたことは、本当に嬉しいです。
チャーリー・パーカーに限らず、ジャズのミュージシャンはみんな好きです。
単純に、ジャズは聴いていて気持ちいいですし、
彼らは自我の消失の先に本当の自分を確立しているように感じます。

頂いたコメントに、きちんとお答えしようと思ったのですが、
とても頭の悪い文章にしかならなかったのでやめました。すみません。

ただ、僕は日頃から、自分はひどく年老いたと考えがちだったので、
アラガイさんのコメントを読んで、もう少し頑張って書いてみようと思いました。
いい歳して未熟なだけなのかもしれませんが、ポジティブに考えようと思います。

ともかく、ありがとうございました。

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