虫を飼う/田中修子
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 一輪車 
これはちょっとすごいですね。
やっとネット上で現代詩に出会えたという感じです。
- AB(なかほど) 
- 由木名緒美 
真空の静寂の音に、鈴虫の人知を越えた鳴き声の有り様が耳に響きました。
- 帆場蔵人 
- 石村 
「陽の匂いのするタオル」に静かですが異様な実在感がありました。
- 羽衣なつの 
- 印あかり 
壊れそうで壊れないのか、壊れきっているからこれ以上壊れようもないのか、不思議で魅力的でした。
---2019/05/22 15:28追記---
でも、壊れてない、確かな芯があるようにも思います。
- 白島真 
 
作者より:
仲程さん、帆場蔵人さん、闇道ナツさん、羽衣なつのさん、お読みいただきコメントまでありがとうございました。
(なつのさんは、現フォの方だったんですね。いつもありがとうございます)

一輪車さん
コメントありがとうございます。いま、むかしの現フォのユーザーの方に教えていただいた2007年ころの方の作品を読んでいます。その方の作品はなんというか、とてもポップで、すごく「現代詩」っぽくて素敵です。
私は近代詩の血が強くて、現フォでも近代詩のにおいのする方の作品に惹かれます。
その方の作品と比べると、果たして自分のこの作品も、現代詩なのかなーって感じがします。
そんな言い訳はありますが、コメントくださいましてありがとうございます。

由木名緒美さん
ありがとうございます。何かが聞こえたらとっても嬉しいです。

石村さん
ずるずると全身の皮が剝けていく感じがして、おそろしくてたまらなくて、現実感を取り戻したくてパソコンに向かって書きだしたものの、あまり変わりませんで。
ずるずる剝けていく皮を、肉の上にピン! と止めたのが、いつもしている行為の「陽のにおいのするタオル」でありました。
そこからまた現実にかえっていったので、その一文に目をとめていただけたなら嬉しいです。

印あかりさん
「いい人は帰ってこなかった」ヴィクトール・フランクル
本当に、当時収容所にいれられたら、まず私は有無を言わさずまっさきにガス室送りの身です。(ガス室までたどり着けないかも)
でも、じつのところ、世の中はそれよりもずいぶんマシだけど、収容所のようなものだと思っています。
特に、お母さん譲りの自分を愛する力と、お父さん譲りの自分を傷つけるものを容赦なく絶つ力を持たずにこの世に出た子どもの上に、その世界は常に、容赦なく広がっています。
ここに生きているのは人でなしです。壊れきっているからなのか、芯があるからなのか、ちょっと自分でもわかりません~

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