早朝/葉leaf
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 生田 稔 
- アラガイs 

始まりの終わりから「エッシャー論的風景画にみる宇宙」

始まる
無限の膨張と収縮
失踪
こぼれ落ちる水が歩きだした
それは天使が吸い寄せられるように
悪魔の結晶が分解されるように
のみこまれ
たたずむ城壁
迂回する回廊を
飛散した磁帯の砂上から
逆流は丘を解き放ち
さまよう145億年の瞳たち
階段が底を切ると
夜明けがまた産声をあげる
影は地層から離れ
太陽は終末を受け入れた 。




※感想詩です。

※改訂
改訂

- 由木名緒美 

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