天を見つめるということ/そらの珊瑚
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- Lucy 
- 楽歌 
- 由木名緒美 
- 梅昆布茶 
- ただのみきや 
ほんとうに
ほんとうに
素晴らしい詩だと思いまた。
わたしには書けませんが
こういう詩とどこかで巡り合うから
わたしも詩の傍をうろついているのです。
- イナエ 
- 鵜飼千代子 
- あおば 
- 殿上 童 
- 夏美かをる 
しみじみいいですね〜。
太陽が出ている時は日を浴びてエネルギーを吸収する。太陽が出ていない時はまぶしくないから思いきり天を仰ぎ見ることができる。曇り空に飛んでいく哀しみを乗せた風船…。晴れの日は晴れの日にしたいことを楽しむ、曇りの日も、無理に抗わずに心の向かうまま、ちょっとメランコリックになったりしても、総じて坦々と過ぎゆく日常をいとおしむ。とても素敵です。ラストの“雨を待つ 砂漠の 身寄りのないおたまじゃくし”という表現は、さすが珊瑚さんでないと思いつかないようなはっとする発想ですね。わたしは頭が硬いので、こんな表現はとても思いつけません。
- るるりら 
- 北大路京介 
- 渡辺亘 
- 芦沢 恵 
- ヒヤシンス 
- 宣井龍人 
こんにちは。第3連が素敵です。
- 猫の耳 
- 飛翔 
- すいせい 
身寄りのないおたまじゃくしに、未分化な生を感じてとてもありがちなストーリー配分が一気に締まるような気がしました。
やがて降る雨は砂漠に道筋をつけ、それは地平線はるばる空へとつながる途になるのかな、とか。

歳を経ないと感じられないことが、確かにあって、どうして人は空を仰ぐのか、自分に問いかけてみたくなりました。
- 吉岡ペペロ 
- 泡沫恋歌 
最終行の
砂漠の
身寄りのないおたまじゃくしに

ここが印象的で、いろいろ想像を掻き立てます。
- 紗耶 
- あおい満月 
 
作者より:
お読みいただいたみなさま、ポイント、コメントいただいたみなさま、ありがとうございました。

ゆかぺこさん、うれしいです。

ありかさん、ときどき、みつめていたくなる気分です。

yuriさん、その一文はあとで追加したところでした、好きといっていただき、うれしいです。

ただのみきやさん ただのさんにそう言っていただけて、この詩を書いてよかったと思います。 巡り合い、なのでしょうね、人と同じように、詩も。ほんとうに

夏美かをるさん 太陽ってずっとは見ていられないなあと思ったことがこの詩が生まれたきっかけだったような気がします。
砂漠にも実際おたまじゃくしがいたそうで、どうしていたかはちゃんとは解明されていないらしいけれど、実は砂漠は水を隠している大地なのかもしれないし(星の王子様にそんな一文があったような)ファンタジーだなあとかって思います。

宣井 龍人さん、素敵と言っていただき、うれしいです。

黒鍵さん、おたまじゃくし、どうやら成功したみたいですかね。歳月の及ぼすものって確かにあるのでしょうね。変わらない芯みたいなものもあるのでしょうけど。人はなぜ天を仰ぐのか、いろいろ答えはありそうな気がします。


泡沫恋歌さん、おたまじゃくしって、卵の時はみんな寒天みたいななかで、つらなっていて身寄りはあるのに、生まれてしまったあとは、ばらばらに生きていくので、そういう表現に落ち着いた次第です。 
---2015/06/11 20:57追記---

Home
コメント更新ログ