隣に住む人/夏美かをる
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- イナエ 
- keigo 
---2014/12/18 20:12追記---
「生」が光を帯び始めるのは何かしらの逆境を通り抜け
自分なりの答えを見つけた時かもしれません。
この詩の作られた背景ははっきりかかれてませんが、
とても優しい目線で書かれた美しい詩だと思いました。
---2014/12/18 21:20追記---
ごめんなさい、何か気になってしまって。誰か、肺を患われたのですか?答えなくてもいいですが…失礼しました。
- 梅昆布茶 
- nonya 
- 北大路京介 
- ただのみきや 
- 殿上 童 
- ヒヤシンス 
この詩の空気感が好きです。
- Lucy 
言葉通り受け取ればサミーを連れて散歩することを日課にしている隣人が、病気を宣告されたのでしょうか。
サミーはワンちゃんなのですね。
生きている穏やかな日常が、奇跡の連続なのだと、その大切さに気付くのは、
残念なことに往々にして、その当たり前な連続に亀裂が走った時で・・。
隣人を通してそのことに思いをはせ、静かにひとつの風景画のように描きだす、
心の温かさが伝わる詩だと思いました。
---2014/12/19 22:28追記---
- こひもともひこ 
- 乱太郎 
- 朝焼彩茜色 
愛を感じます。言葉ではなくその空気を描くことによって空を辿り相手へ暖かさが届く。そのように感じました。
微笑み。
- 芦沢 恵 
- ドクダミ五十号 
- そらの珊瑚 
いつもの夏美さんの詩と少し違った印象を受けるのは、一人称で語られていないからなのかしらと思いました。いい意味で、です。
重篤な病気の宣告は、悲しいものではあるけれど、それだけではないと。
日々の奇跡に感謝したいです。
---2014/12/24 13:44追記---
- tamami 
- 宣井龍人 
- たま 
シアトルの冬日が優しいですね。異国の情景といえども、それは国境に関係なく、この地球の普遍の情景なのでしょう。何気ない隣の人の生活も、詩人の眼で見ると、生きることの普遍が見えてきます。でも、それはやはり、かをるさんだからです。
三人称とか、こだわる必要はありません。小説が生まれた頃には一人称も三人称もなかったのです。それでも書けたのです。ましてや、詩です。原初のことばで書けばいいのです^^

年が明けました。今年もいっぱい書きまくりましょう♪
- 石田とわ 
いつか迎える終焉。
あぁ、そのときも微笑んでいられるようなそんな生き方、愛し方を
したいものです。
- まーつん 
リズムと情緒が繊細に絡まり合っていて、美しいなと思いました。
柔らかい色彩を感じました。
- atsuchan69 
- 泡沫恋歌 
静謐で力強い詩ですね。
生きる力、死んで逝く勇気、そんな人間模様が——。
- 吉岡ペペロ 
- 紗耶 
- 灰泥軽茶 
- あおい満月 
- 中原馨 
- 為平 澪 
 
作者より:
この詩を読んで下さった皆様、さらにポイントやコメントを下さった皆様、誠にありがとうございます。お礼が遅れまして、大変失礼しました。皆様よいお年をお迎え下さい。

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- たけし様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
生々しく共鳴していただけて、嬉しいです。自分の人生がいつの間にか下り坂になり、生とか死というものに、敏感になってきているのを感じます。

- イナエ様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 

- 薔薇*様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
私も、「奇跡でないことは何一つない」派でいるよう、心掛けたいと思っていますが、これは自分で意識しないと忘れがちですよね。実は終連が決まらなくて、20回位も書き直したのです。苦労したという自覚があるので“言葉のいろ”がいいとおっしゃっていただき、とても嬉しいです。それから、風景の中に“彼女”を描くということを最終的に狙いましたので、“風景の詩”と言っていただけたことも嬉しいです。

- 羽根様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
 
- 設定解除様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
私の詩に対して素晴らしいお言葉をありがとうございます。“静かな力”こそが偉大なる力ですね。その力に彼女がいつも満たされていることを願います。

- keigo様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
この詩を丁寧に読み取って下さり、感動です。“美しい詩”とのお言葉、大変嬉しいです。おっしゃる通り、何かしらの逆境を通り抜け、さらに清く生き抜こうとしている人に、光は射すのだと思います。そういう意味では、私はまだまだだと思います。逆境にも色々とありますが、突然襲ってくる病気はとても不条理です。その人はいつもいつもウォーキングをして、特別健康には気をつけていた人でした。その人とは、我が家の隣に住んでいるとても素敵な奥さんです。乳がんの宣告を受けてしまい、治療で髪の毛が全部抜けてしまいました。でも調子のよい時に、毛糸の帽子を被ってサミーと散歩しています。ある時その後姿がなんだか神々しくて、声を掛けそびれてしまったのです。その時のことを詩にしました。訊かれて嫌なことは詩にしませんので、これからも何でも訊いて下さいね。お気遣いありがとうございました。 

- 梅昆布茶様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- nonya様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- 北大路京介様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- ただのみきや様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- 殿上 童様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
 
- ヒヤシンス様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
空気感を感じ取って下さり、ありがとうございます。どのような空気感がこの詩を包んでいるのか、書いた本人には分りづらいものですね。ただセンチメンタルな感情に流されないようにしようとは心掛けました。
 
- 松岡真弓様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
そしてこの詩をとても深く読み取って下さり、ありがとうございます。お察しの通り、とてもいい人である隣人が乳がんになってしまわれたのですが、私とそのお方とは、程よい距離感を置きながらのお付き合いだったので、定期的にカードやちょっとしたお見舞いの品を渡しついでに、何かお手伝いできることはないか、伺っていますが、メールなどを送りあえる仲でもありません。そんなもどかしい距離感があったので、自然に風景画のようなタッチになったのかもしれません。サミーはアニマルシェルターから引き取られたラブラドールなのですが、まだ1歳半で落ち着きがなかった彼女が、奥さんが病気になってからは、なんだか奥さんを気遣うようにわざとゆっくり歩いているような気がして、それも心を打ちました。

- こひもともひこ様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- 乱太郎様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
 
- 朝焼彩茜色様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
とても素敵な感想をありがとうございます。私の彼女に対する感情を素直に、ですが、安っぽい感傷に流されないように書くことを心掛けました。勿論、この詩を彼女自身が読むことはないと思いますが、応援する気持ちが彼女に届けばいいな〜と思います。
 
- 芦沢 恵様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- ドクダミ五十号様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
 
- そらの珊瑚様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
いつも意識しないで書いていますが、一人称を出したほうがいいのか、あえて出さないほうがいいのか?一度考え出すと、深い考察になりますね。上に書きましたが、この詩のラストは何度も書き直し、当初の案では、最後の最後に“私”を登場させていたのですが、翌日に読み直したら、“私”という存在の登場が、なんだかうざいな〜という気がしてききたので、それから又色々書き直しました。(それで良くなったのかは???ですが。)そうですね、全てが恵まれた環境の中にいては、見えないものがありますね。私も日々の奇跡に感謝しながら、毎日を過ごしたいと思っていますが、ついそのことを忘れてしまうことも多いです。

- tamami様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- 宣井 龍人様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。  

−たま様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
明けましておめでとうございます。
たまさんの優しいコメントは、いつもいつも私の心の柔い部分にすっと入り込んでくるので、読みながら目がウルウルしてしまいます。シアトルの冬はいつも曇りと雨ばかりなのですが、その日の朝は綺麗に晴れていました。人様の生をテーマに書くのは難しいし、おこがましいことですが、その方に直接言葉が届かなくても、是非書き記しておきたいという気持ちになりました。最近は心でなく、頭で詩を書いているような気がして、色々悩んでいます。?原初のことば?を大切にした詩を心掛けていきたいです。今年は去年よりもペースが上げられれば良いな〜と願っていますが、自信あまりないです。今後も宜しくお願いいたします。

- 綾乃様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
明けましておめでとうございます。 
見ず知らずの方もこうして、祈りや思いを込めて下さっているという事実を彼女に教えてあげたいですが、なにせ詩が趣味なんてことも言い出せないもので。。。でもありがとうございます。綾乃さんの気持ちも込めさせていただいて、次回サミーに出会った時、頭を一杯撫でてやろうと思います。

− 十六夜KOKO様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
私も、いつか終焉を迎えるときには、微笑んで迎えたいと思っていますが、なにせ人間が小さいので、できるかな〜とちょっと不安です。子供たちがまだ小さいので、せめてちゃんと生きていけることを確かめてから、逝きたいなーと思っています。その上で、たった一冊でもいいから、私が生きた証として詩集を遺せれば、言うことないかな?

- まーつん様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
リズムと情緒の繊細な絡まり合い…と素敵な言葉でこの詩を形容して下さり、大変嬉しいです。ありがとうございます。特に詩のリズムについては、皆様の詩を読んで勉強しながら、もっともっと磨いていきたい分野だと思っております。また朝霞の中で捉えた風景をモチーフにしておりますので、全体として柔らかい色彩を思い描いて書きました。その辺も感じ取っていただけて、大変嬉しいです。 

- atsuchan69様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 

-泡沫恋歌様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
素晴らしい洞察を寄せて下さり、ありがとうございます。この詩に力強さがあるとすれば、隣に住んでいる人がその力を与えてくれました。私はその方の生きる力を信じておりますし、感じます。また彼女と私の間に微妙な距離感があったこそ、静謐と形容していただける作品に仕上げることができたのだと思います。これが、自分のことだったり、家族のことだったら、ただパニくるだけで、詩すら書けないのではないかと思います。

- でこちゃん様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- 書類と地図様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。  
- 紅楓様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- 灰泥軽茶様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。  
- あおい満月様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 星影夢様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- 佐倉唯月様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。  
- 為平 澪様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。  
- 蟹みそ様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 
- 佐藤太様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。 

---2015/07/20 02:43追記---

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