手遅れと言われても/深水遊脚
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 芦沢 恵 
- 凍湖(とおこ) 
 
作者より:
(佐野元春 "Someday" を少し匂わせました。)
---2014/07/13 09:46追記---

追憶は情報で埋めて一歩目を踏みしめる
期待した愛の謎の解はきっとどこかで証明を間違えている
素敵な人を素敵と無邪気に笑えるならば一人きりも悪くはない
卵サンドのゴミを紙袋にまとめて駅へと歩き出す


芦沢 恵 さま
とおこ さま
ポイントありがとうございます。

miy0n さま
コメントありがとうございます。
 同世代の日本人が青春期に学校の図書室でプラトンの『ゴルギアス』の、ソクラテスとポロスとの対話を読んだという状況をなんとなく設定していました。プラトンをじかに使った教育があるかどうか、『ゴルギアス』が使われたとしたらどのような目的が考えられるか、そこまでは考えておらず、残念に思われたのかもしれないな、と考えているところです。

 打たれ弱すぎて、分不相応に重い罪を犯しその責任を免れる姿や、自分が常に許されている空間に逃げ込む姿をみるにつけ、いささか無茶ではあるけれど、不正を犯して罰せられない者が不幸であるとの立場にたって対話に臨んだソクラテスに共感する部分がありました。ソクラテスのもつ信仰を共有してはいないので、私が、不正を犯して罰せられないより罰せられるほうが幸せである、という結論を導くためには、もう少し考え抜き、言葉にする必要があります。私の手に余る、宗教家の仕事かもしれませんが。

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