水辺 さまよい Ⅲ/木立 悟
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 衣 ミコ 
- 砂木 
何かがぐらりと生きはじめ

みずのおばけ
- 松岡宮 
結ばれた手がほどけてしまった・・・
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- アラガイs

こうして読んでゆくと日本人の色に対する感性の足りなさを意識してしまう。何故だろう。ひしぎさわりゆらぎ。無意識に置かれる色とモノの関係性 。助詞の使われ方によって緊張感のある意味合いも非常に変わってきます。しかし定形に何故イメージが結びつきにくいのか。これはどうやらリズム(音韻)と色の関係に難がありそうな気がしてきました。近年和楽器と西洋音楽の融合は多くのジャンルで扱われていますが、敢えてインパクトのあるウケを狙っただけのものと感じるならば、わたしの身体に流れる血が調和を求めて直ぐに厭きてしまいますね。破壊と調和。奥ゆかしき庭園の中に建てられた和座敷に洋画を立て掛けて、観る者に美を意識されるには何が必要なのか。そこに在るような気もしています。



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